Nゲージの仕上げについて
Nゲージは、とりあえずレールを引いて電車を走らせれば最低限の楽しみ方はできます。しかし、普通はそれだけでは満足できなくなってくるので、駅や踏切、信号を設けます。情景として樹木、建物、人、車など置いたりします。
さらに、トンネルを作ったりします。この辺りまでくると、もう十分に初心者の段階は過ぎたといえます。逆に、少し疲れてくるころでもあります。
一応レイアウトはできたし、電車も走る、とりあえずNゲージはこれでいいやと思えてくるのです。しかし、ここまで来たのなら、最後、もうひと踏ん張りして仕上げに力を入れてみましょう。
一つは塗装です。塗装というと大げさに聞こえるかもしれませんが、要は着色です。使いやすい塗料がいくらでも売られていますので、それを使うことで構いません。
もう一つは、細かいパーツにこだわることです。自然の風景であれば樹木や草むら、道路であれば信号や街灯といったものです。これらはもちろん市販品もありますが、数多く使うものや広範囲に使うものは自作してみてもよいでしょう。
さほど難しいものではありません。さらには、川や海などを表現することもできます。これらにより、見違えるほどに現実感が出てくるはずです。